毛髪診断

その3.あたまのてっぺんの話

 

今度は頭皮にフォーカスを
当ててのお話しです
土が良くなければいい植物が
育たないのと同じで、頭皮が
健康的でなければ綺麗な髪の毛は
育ちません。
何も手入れをしない頭皮のままでは、
したい髪型に制限が生まれて
しまいます。
そこで、ここでは理想の髪型には
欠かせない「頭皮の真実」について
ご紹介したいと思います。

 

 

頭と顔はわけて考えてしまう事も
多いですが、これらは一枚の皮で
つながっています。
そして当たり前ですが地球上にいる限り
重力から逃れられません
したがって年齢とともに重力に逆らえず
上から下へと皮膚はたるみ続けます。
当然頭皮がたるんでしまうと顔の皮膚も
たるみやすくなるのです。
そのため、若さを維持するためにも
頭皮ケアは顔のケア同様、
いやそれ以上に大切なことに
なります。

 

 

顔と頭皮の皮膚の基本構造はどちらとも
3層構造から成り立っていて
汗腺と皮脂腺が存在します。
頭皮
そのため、顔のケア同様、頭皮の毛穴も
ケアが必要となるのです。
しかし、頭皮のケアを考える上で
無視できないのが「髪がある」
ということ。
当たり前のことですが、髪に覆われて
いるので、蒸れやすいし洗いにくいし、
湿度も高くなりますよね。
そのため雑菌が繁殖しやすくなるのも
お分かり頂けると思います。
お顔と同じように注意深くケアをして、
頭皮の状況を把握することもこれからの
髪の健康、理想の髪型にとって
大切なことですね。

 

そしてもう一つお伝えしたい事が
あります。
頭皮の頭頂部(つむじのまわり)一帯は
「帽状腱膜」という筋膜でできています。
そう、この部分には筋肉がありません。
ですので、自分の意思で動かす事が
出来ないのです。
そのため、放っておくと充分な血液が
届かなくなり、美しい髪が育つための
栄養不足を招き、抜け毛、細毛が
起こりやすくなります。
そしてそして!この抜けやすかったり、
細くなったりしやすい頭頂部の
「ボリューム感」こそが、
いいヘアスタイルをデザインする上では
とても重要な部分なんです。

 

つまり、この動かない頭皮にに
外側から働きかけることが、
頭皮ケアの最大のポイントであり、
結果的に若々しい容姿を保つために
必要不可欠なことになります

 
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