さくら夙川香櫨園個室美容室apricot

その4.ツボの話

シャンプーの時にマッサージをぜひしていただきたいのですが
その際やはりツボを知っておいたほうが、
実践するときに効果が得やすいと思います。

 

ツボの名前など覚えなくて構いませんので、
ご自分のアタマにさわって、指で実際に押してみて、
気持ちの良いポイントを探してみましょう。

 

もし痛いところなどがあれば、そこに疲れがたまっている証拠です。
「イタ気持ちいい」くらいの力加減で、
そこだけ少し多めにマッサージするようオススメします。

 

上から順番に説明していきますね。

 

【百会(ひゃくえ)】
抜け毛、頭痛、不眠、自律神経失調症、
ストレスなどなど、多様な症状に効く、重要なツボです。
アタマのてっぺんにあり、頭頂部の中央線と左右の
耳の穴を結んだ線がまじわるあたり、
ややくぼんでいるところです。
不眠や自律神経失調症は、更年期やプレ更年期の
女性がなりやすい症状ですので、
まだ更年期前の女性でも覚えておくと良いですよ。

 

【四神聡(ししんそう)】
円形脱毛症、歯ぎしり、不眠などに効果的とされるツボです。
アタマがボーッとしているときなどに、ここを押すとすっきりします。
「百会」から、前後左右に4ヶ所、それぞれ指2本分外側にあります。

【頭維(ずい)】
こめかみの付近、髪の生え際から斜め上に1センチくらいのところ。
モノを噛むと動くところです。
偏頭痛や目の疲れ、神経痛などに効くといわれるツボです。

 

【玉枕(ぎょくちん)】
両目から後頭部へ平行線をひいた位置に、
くぼんでいるところがあります。
そのくぼみから、親指2本ぶん外側にあるツボです。
名前のとおり、寝て枕があたる部分です。
頭痛や眼精疲労に効果があります。
お仕事でパソコン作業の多い女性は、要チェックですね。

 

【風府(ふうふ)】
後頭部の中央、髪の生え際から親指1本ぶん
上にいったところにあるツボです。
身体のだるさ、眠気ざまし、風邪のひき始めなどに良いとされます。
更年期女性のいわゆる不定愁訴で、
身体のだるさを感じたときにはココを押しましょう。

 

【亜門(あもん】
うなじの生え際のくぼみにあるツボです。
頭痛、肩こり、鼻血などに効きます。
「完骨」と同じく、肩こりのある女性はぜひ覚えてください。

【完骨(かんこつ)】
耳の後ろにある骨のでっぱりから、
髪の生え際に向かっていって、くぼんだところ。
肩こりに効果的なほか、脳と耳の血行も良くします。
実は、男性よりも女性に肩こりは多いのです。
ひどくなる前にケアしましょう。

 

【風池(ふうち)】
耳の後ろにある骨の出っぱりとうなじ中央にある
くぼみの真ん中にあるくぼみ部分です。
言葉で説明するとややこしいのですが、
後ろの髪の生え際、骨のすぐ下のところで、
押してみて気持ちの良いところです。
眼精疲労、頭痛、耳鳴り、鼻炎など、
さまざまな症状に効く万能ツボです。

 

 

【天柱(てんちゅう)】
抜け毛、頭痛、眼精疲労、肩こり、更年期障害、首のこわばりなど、
さまざまな症状に効果的なツボです。

うなじの生え際中央にくぼみがあり、その両側に太い筋肉があります。
その筋肉の外側がこのツボです。アタマというより首すじに位置しています。
首の周辺の血行を良くするので、眼精疲労や
頭痛、肩こり、喉頭炎などに効果があります。
まさに女性のためのツボですね

 

また、女性の薄毛解消は全身の健康を取り戻して、
美しい髪の毛が生えてくる頭皮環境を整えることですから、
頭皮全体をマッサージして、薄毛とともに身体の不調も克服しましょう。

 

ツボは人それぞれに微妙に位置が異なるので、
文字で読んだだけでは、ツボを見つけるのは難しいと感じるかもしれません。
けれど実際に、ご自分でアタマを触って押してみると
「気持ち良い」と感じるところが、いくつもあるはずです。

 

その「気持ち良い」ところがツボです。
繰り返しますが、ツボは正確でなくても、
その周辺を押しても効果があるのです
もし、しっかりツボの場所を確認したい時は、ぜひご相談を!
apricot にて ご来店時に伝授させていただきます

 
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